楽しい気持ちになるのに理由はいらない

こんにちは。
未来創造 自己肯定感 ビジョンカウンセリング
心理カウンセラーの西ノ原幸雄です。

アンソニー・ロビンズの言葉に、
「楽しい気持ちになるのに理由はいらない」
というものがあります。

私はこの言葉を初めて聞いたとき、
心のどこかがスッと軽くなるのを感じました。

「そうか、楽しくなるのに理由なんていらないんだ」
それだけで、なんだか気持ちが自由になったんです。

以前の私は、何かを楽しむときに必ず“理由”を探していました。
「仕事がうまくいったから今日はいい気分になっていい」
「ちゃんと頑張ったから、リラックスしてもいい」

そんなふうに、“楽しむ資格”を自分で決めていたのです。

でも、そうすると、うまくいかない日や、失敗した日は、
「今日は楽しんじゃいけない」
「今は笑ってる場合じゃない」
と、自分を縛ってしまうんですよね。

ある日、朝の散歩中にふと立ち止まって、
空を見上げたときのこと。

青い空にうすく広がる雲、
冷たい空気の中に感じる陽のあたたかさ。

その瞬間、なんの理由もなく「気持ちいいなぁ」と思ったんです。
特別なことなんて何もないのに、ただそれだけで心が満たされました。

「そうか、これが“理由のいらない幸せ”なんだ」
そう感じたとき、心の中の「こうあるべき」という力みが
ふっと緩んだ気がしました。

カウンセリングの現場でも、
「楽しんじゃいけない気がする」
「嬉しい気持ちになると、どこか不安になる」
そんな声をよく耳にします。

それは、過去の経験の中で、
「我慢することが正しい」「喜ぶのはまだ早い」
という“心のルール”を学んできたからかもしれません。

でも本当は、楽しい気持ちは誰の許可もいらないのです。
笑顔になれる瞬間を、自分で選んでいい。
それが、心を癒す最初の一歩だと私は思います。

もし今、あなたがなんとなく元気が出ないときでも、
「理由もなく楽しくていい」と、
心の中で小さくつぶやいてみてください。

たとえ小さなことでも構いません。
お気に入りのカップでコーヒーを飲む。
ふと耳にした音楽に体を揺らす。
それだけで、“楽しい”はちゃんと始まります。

私は、もう「頑張ったから幸せになれる」とは思っていません。
「今、この瞬間を感じていい」
そう自分に許せるとき、自然と心は軽くなるものです。

アンソニー・ロビンズの言葉、
「楽しい気持ちになるのに理由はいらない」

私はこの言葉を、自分へのやさしい呪文のように
そっと胸の中で繰り返しています。

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