ラポール(その4)

ラポール

ペーシングすることで、あなたは相手を注意深く観察することが出来ます。

ペーシングするということは、相手がすでに知っていて、やっていることを本人にデモンストレーションしているのです。

ペーシングは、効果的なコミュニケーションの本質である、次のような特徴を実現します。

1)確実に注目を高める。
2)受容性を高める。
3)応答の潜在的可能性を構築する。
4)期待を構築する。
5)信頼性を構築する。
6)相違を少なくする。
7)共有性を確立する。
8)意識/無意識と同意する。
9)あなた自身を意識/無意識と同調させる。

これらは効果的なリーディングの基盤になります。

ペーシングをすることで、相手の体験を認めたことになるので、リーディングは信頼性の高い、説得力のあるものになります。

それは、相手が体験を組み立てた方法通りに、あなたのコミュニケーションを組み立てているからです。

あなたが相手に働きかけることは、相手の理解標準に沿って理解されるので、相手に伝わります。

リーディングは、相手の注目を方向付けます。

そして、コミュニケーションの焦点を当て直します。

また、新たな情報やアイデアを導入することを可能にしてくれます。

そのため、相手は柔軟なものの見方が出来るようになり、情報を再び組み立て直す機会を得ます。

リーディングにより可能性の幅が広がります。

ペーシングとリーディングが、信頼性の高い検索/フィードバック・システムを構築する方法を提供してくれます。

あなたが何に気づくべきかが分かり、さまざまな見方や聞き方が出来るようになったら、あなたは方向付けとフィードバックのメカニズムが備わったことになります。

そうすると、目標は何か、いつ目標を達成したかも確認することが出来るようになります。

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