意識の物理的次元(その2)

サブモダリティ

サブモダリティの機能的特徴です。

1)アナログ区分。
サブモダリティの中で、徐々に変化するものがありあす。例えば、明るさや大きさなどです。このような区分はアナログと呼ばれています。

2)デジタル区分。
サブモダリティの中で、変化するときその中間の状態がないものがあります。例えば、スイッチのONとOFFなどです。このような区分はデジタルと呼ばれます。知覚位置はデジタルです。あなたはある場面の中にいるのか、それとも外から眺めているのかのふたつにひとつです。

3)境い目。
境い目は、ある刺激を知覚したり、その刺激から応答を生み出したりするのに、この程度の強さがあれば可能、という分岐点です。この境い目は、どのサブモダリティにもあり、刺激の強さによりそれに対する注目度が変わります。

4)共感覚。
人によっては、ひとつの要素例えば距離が変わると他のサブモダリティも自動的に変化します。テレビの画面を近づけるとそれにともないその画像も鮮明になる、などの場合です。
ひとつのモダリティ内のサブモダリティを変化させると、同じモダリティ内の他の区分に影響する場合があります。
ひとつのモダリティ内のサブモダリティの変化が、他の感覚システム内の知覚組織に影響する場合があります。例えば、イメージが鮮明になると、それに伴って感情も強烈になる人がいます。

5)エコロジー。
内的エコロジー・システムの一貫性は保持されます。すべての区分は機能しています。すべての感覚区分は、なんらかの状況では望む結果を達成する能力があります。

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