ミルトン・エリクソン

ミルトン・エリクソンは、NLPの発展に最も影響を与えたうちのひとりです。

エリクソンは、18歳のときポリオという病気にかかったにもかかわらず、医学と心理学を学びました。

そして、彼は精神科医としての人生を歩むことになります。

しかし、彼は精神科医としては異例の催眠療法を探求し始めました。

そして、エリクソンは生涯最後の10年間を催眠療法家として過ごすことになります。

エリクソンは催眠療法家として名前が知られるようになり、たくさんの療法家や心理学者が彼を訪ねてくるようになります。

グレゴリー・ベイトソンがリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーにエリクソンを紹介し、彼を研究してはどうかと進めました。

そこで彼らふたりは、フェニックスのエリクソンの家でしばらく過ごし、仕事ぶりを観察しました。

ふたりは、トランス誘導するときの言語スキルの一部をモデリングして、”ミルトン・エリクソンの催眠テクニックⅠとⅡ”にまとめました。

エリクソンは、一般化された心理学的理論を使いませんでした。

全ての人の個性を心から尊重していたのです。

彼の催眠療法のスタイルは、曖昧な言葉を使い、彼の言ったことをクライアントがもっとも意味のある形で解釈できるようにしました。

彼の催眠療法のスタイルは独特で、今でもエリクソン催眠という名前で呼ばれています。

NLPでは、彼のスタイルはミルトン・モデルとして教えられています。