意識と無意識

NLPとは?

NLPにおいて意識とは、今現在気づいていることです。

無意識は、気づいていないことの全てです。

私たちは、7つ前後のことを意識的に留めることができるといわれています。

私たちは、注意を払っていないフィーリング、感情、リソースなどを無意識に持っています。

それらに注意を向けると、それは意識的になるでしょう。

信念や価値観の中には、無意識のまま力を発揮するものもあります。

それらはとてもパワフルです。

生理機能の中には、無意識のままに働くものも多くあります。

心臓の打ち方、肝臓の機能、血中の二酸化炭素などです。

呼吸は、生理機能の中で意識して行うことができる特別なものです。

意識は、アウトカムを設定し、どこへ向かうかを決める騎手のようなものです。

そして、それらが無意識に送られると、無意識はそこへ向かっていくための行動を起こします。

無意識は馬のようなものです。

騎手が望んでいる方向へ向かうための実際的な行動を起こします。

意識が、どこへ向かうかを決めるのはよいことです。

もっとも良い状態は、意識と無意識のバランスが取れていることです。

誰もが、変化するために必要なリソースを持っています。

あるいは創造できます。

誰もが持っているのですが、それが特定の状況で意識できないため、それを持っていないと思ってしまうことがあります。

私たちが経てきた全ての体験は頭の中のどこかに保存され、相応しい状況下でアクセスできると言われています。

無意識のリソースを活用するひとつの方法は、トランス状態になることです。

NLPでは、無意識は今まで生きてきた経験が全て詰まっているためリソースの宝庫だと考えます。

NLPは無意識をよいものと捉えています。

しかし、アウトカムを考えどの方向に進んでいくかを決めるのは、まず意識からにした方がよいでしょう。

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