学習のレベル

学習

学習のレベルは、主に下記の4つの段階に分けられると考えられています。

●無意識の無能。

あなたはそれを知りません。知らないということも分かっていません。あなたはそれについて何も知りません。車の運転で言えば運転なんてとんでもないというハンドルも触ったことがない状態です。

●意識の無能。

あなたは、知識としてはありますが、それを実際にやろうとしてもできません。車の運転で言えば、運転の仕方は知っていますが、実際に運転しようとしても上手にできない状態です。

●意識の有能。

あなたは、そのことに集中すればできますが、まだ習慣になっていません。集中力が必要です。車の運転で言えば、運転に集中していれば車を動かすことができるという状態です。

●無意識の有能。

あなたは、それを習慣化しており意識しなくてもできます。そのことを考える必要もありません。車を運転しているところを想像してみると、音楽を聞いたり、同乗者と楽しく話ができるような状態です。

ここまでが、従来の学習の段階です。場合によっては、この先があると考えることもできます。

●卓越。

卓越は、無意識の有能よりも上です。卓越に達したら、もはややるぞという意思は必要ではありません。すべてがよどみなく流れていきます。その道の達人を見てみるともはや細かなスキルは見当たりません。ものごとをいともたやすくやってしまいます。

どのレベルにも学習のための時間が必要ですが、早道がふたつあります。

ひとつはよい先生に付くということです。

よい先生は、あなたのモチベーションを高めるでしょう。

そして、小さな成功体験を積ませてくれます。

そのことに関して好奇心を満たしてくれるでしょう。

よい先生は、単に知識を与えてくれるだけでなく、それを学ぶための戦略を与えてくれるでしょう。

ふたつ目の早道は加速学習です。

加速学習は意識レベルをバイパスします。

無意識の無能段階から、無意識の有能へと直接移動します。

NLPのモデリングは、加速学習のひとつの方法です。

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