内容のリフレーミング

内容のリフレーミングが有効なのは、出来事がありそれに対する反応を変えたいときです。

リフレーミングするときは、「これはどういう意味に変更できるでしょうか？」とか「これをどのように意味づけしたいでしょうか？」と聞いてみてください。

「どんなフレームに入れると良い意味になるでしょうか？」などと聞いてみてもよいです。

フレーミングの例としては、

「誰も話を聞いてくれないと、私は落ち込んでしまいます」「あなたは人といるのが好きなのですね、おそらく人もあなたといるのが好きでしょう」または「新しい友達をつくるには良い機会ですね」

「人に無視されると怒りたくなります」「あなたの自尊心は、そんなことに左右されるほど軽いのですか？」

内容のリフレーミングは、あまり良くないと思われるようなことに対しても認識を変えることができます。

例えば、

「あなたの父親は暴れん坊ですね」「ということは、何かトラブルがあったとき、彼は私のことを守ってくれるでしょう」

「私は安い軽自動車しか買えませんでした」「ということは、燃費がよい車を選んだということですね」

「テレビが昨日壊れてしまいました」「時間がなくてできないと言っていた読書を始めるのによい機会ですね」

などの言い方ができます。