トランスのしるし

ミルトン・モデル

トランスに入った人は、いくつかの徴候が見られます。それを見ることでトランスに入ったか入っていないかを知ることができます。

主な徴候は下記の通りです。

●筋肉が緩んだり緊張したりする

トランスに入っている人は普通は身体を動かしません。またはゆっくりとしか動きません。長時間動かないこともあります。時にはカタレプシーと呼ばれる、筋肉が硬直する状態になることもあります。

●声が深くなる

声はもっと深くなるでしょう。これは喉がリラックスするためです。

●呼吸や脈拍がゆっくりになる

呼吸がゆっくりと穏やかになります。脈拍もゆっくりします。

●目の焦点がゆるみます

目は閉じているか、焦点が緩んでいるでしょう

●ものごとの反射が遅くなっているか失われています

トランスに入っている人は、大きな音にも反応を示さないことも多いです。また瞬きをする間隔が長くなるでしょう。

●心地よい気持ちになる

トランスに入った人はリラックスした状態になります。

●健忘症

トランスに入っている人は、その間に起こったことを忘れることが多いです。

●知覚麻痺

トランスに入っている人は、痛みを感じなくなることがあります。また不快感もなくなることがあります。

●幻覚

トランスに入っている人は、幻覚を見ることがあります。

●カタレプシー

カタレプシーと呼ばれる状態になることがあります。これは、身体を長時間リラックスした状態で緊張させ同じ姿勢を維持することです。

●退行

時間を幼い頃に戻し、そのころのように感じ行動することがあります。

●時間の歪曲

時間が進んでいくのをゆっくりと感じたり、時間が速く過ぎ去っていくように感じたりします。

トランスは、私たちが日常生活している中でも起こります。

私たちは、それを体験しています。

健忘症は、ある体験をしたのですが、その詳細を覚えていないということです。

知覚麻痺は、スポーツをしていて試合に没頭してケガに気づかないでいるなどです。

そこにあるのに見えなかったということがあります。それは幻覚を起こしているからです。

カタレプシーは、映画などを見ているて、映画が佳境の時、手に持った飲み物が手と口までの中間でとまったままになっていることがあるでしょう。

退行は、子どものように行動することです。

時間の歪曲は、楽しいデートのときは時間が速く過ぎて、退屈な授業のときは時間の経つのが遅いです。

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