戦略の導出と活用（その2）

＜準備の鍵＞

多くの場合、修練を積んだNLP実践者は、基本的なラポールを使って、変化への準備体制を構築することが出来ます。

これらの基本的なアプローチと共に、希望する結果を統合し、戦略を導出することが出来るのです。

＜変化への鍵＞

行動とは与えられた刺激に対する自動反応である傾向があります。

自動反応とは、過去に学習されたパターン、または戦略の結果なのです。

戦略の多くは、具体的な刺激に対する学習反応であり、パターンが確立された時点で適応性があり、便利であると考えられたものです。

私たちのパターンや戦略の多くは、若い時に確立されたため、若者の時に満足し、適切であったものが必ずしも大人になったとき満足がいくとは限らない訳です。

このような反応は、希望するフィードバックを引き出すことも出来なければ、他者と仲良くしたり、環境尾と適切なかたちで相互作用をはかったりする手助けをしてくれるわけではなく、本来、私たちが求めていたビジョンや目的を満たしてくれる戦略ではないのです。

そこで最初のタスクは、不適切な行動や反応に結び付くようなパターンや戦略を認識することです。

そして、戦略を修正し、より大きな確立で希望する結果を生み出すような行動を引き起こすようにしましょう。