応答とフィードバックを活用する(その3)

思考モデル

5)組み込み。

あなたの応答に相手の言っていることや行っていることを組み込む。

例えば、相手が経験しているに違いないことをペース合わせする。

参加者が、「私は混乱している」というと、

トレーナーは、

「これを学ぶことがあなたにとって大切であると私は推測しています。私は少し混乱していてあなたが何について言及してるのかまだ理解できません。今、この段階であなたが気になっていることは何なのか教えていただけますか?」

と聞くことが出来ます。

もうひとつ例は、

参加者が、「NLPとは人を巧みに操るものだと聞いたことがあるのですが」というと、

リチャードは「そうだね、僕も聞いたことがあるよ。ひょっとしたら、僕があなたにそう言わせたのかもしれないね」

と答えたのです。

バンドラー氏の応答は組み込みの一例であるばかりではなく、あいまい性を優雅に使用し、同時にユーモアのあるアプローチを実践したのです。

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