言葉の策略パターン(その12)

言語

●反例。

Xである、そしてYではない、の形態を描写している例。

あるカウセラーが友人に話をします。
「とても興味深いクライアントがいるんです。彼女は楽しいことに対して愚痴をこぼして言うのです。
『友だちと会って話をしたり、ドライブしたりする機会が多すぎるの。もうヘトヘトだわ』。
それで私が、『じゃあ、やめたらいいじゃないですか?』と言うと、彼女は少し戸惑ったようにしてから、困惑気味に『私がやりたいことを、やめろと言うのですか?』と答えたのです」

ここで示されている等価複合は、「何かをしたい、は、それをしなければならない、意味する」です。

別の比較基準を提供する反例は、「何かをしたいからといって、必ずしもそれをしなくていい」です。

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