叙述語(その1)

言語

叙述語は、見る、聞く、感じる、味わう、臭うといった感覚的処理を前提とします。叙述語から、話し手の優先的表象システムが分かります。優先的表象システムは、その人が意識的な気づきを体験するときに価値を置いている知覚モードです。

感覚的な特徴と思われる叙述語には下記のようなものがあります。

<視覚>
見る、観察する、イメージする、想像する、見通し、枠組み、明確な、鮮明な、明るい、明晰な、あいまいな、輝く、ぼやけた、色調、地平、見守る、心に描く、ひらめき、焦点、フォーカス、かすんだ、カラフル、きらめいた、視界、おぼろげな、パノラマ、全景、こうこうとした

<聴覚>
聞く、話す、耳を傾ける、泣きごと、ギャーギャー言う、歌う、トーン、テンポ、音量、チューニングを合わせる、ベルが鳴る、いびきをかく、調和のある、大声で、うるさく、おしゃべり、鳴らす、呼ぶ、鳴り響く、知らせる、雑音、エコー、対話、統制する、交響曲、音楽的な

<触運動覚>
感じる、スムース、熱い、つかむ、把握する、固い、難しい、接触する、連絡を取る、温かい、行き詰まる、強固な、粗削りな、プレッシャー、ソフト、重い、つるつるした、つまづく、手におえる、肩を並べる、つかむ、とっかかり、しっかりとした、こわばった、くすぐり、冷たい、冷静、なでる、抱きしめる、ぞくぞくする

<嗅覚>
新鮮な、臭う、臭い、かぐわしい、香り、香りづけ、鼻をつっこむ、かぎつける

<味覚>
後味が悪い、良薬は口に苦し、甘い、辛い、飲み込みが・・・、おいしい、味付け

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