前提（その3）

形容詞と副詞は、文章の主要な部分を前提とするために使えます。

例えば、

「あなたは、さらに成長するためにすることに興味がありますか？」

ここで前提にされているのは、「あなたは成長してきた」です。

問われているのは「興味があるか、どうか」だけです。

「興味がある」が前提にされているのなら、あとは「どれほど」を加えればいいのです。

例えば、

「あなたは催眠について、さらに発見することに、どれくらい興味がありますか？」

ここでは、「興味があるか、どうか」は問題ではなく、「どれくらい興味があるか」の程度が問われています。

「この先、あなたがどれほど成長できるかについて、もう充分に興味がありますか？」

「充分に」という言葉を使うことで、相手には「すでに興味がある」と前提できます。