因果のモデリングとは、本人が自分の体験の一部を選択し、別の体験とのつながりを確立するプロセスです。
これにより、一方の体験が起きたとき、必然的にもう一方の体験も起こると予想するようになります。
ラポールを得るために、相手の体験とあなたの言葉をマッチングさせ、ペース合わせをすることに加えて、つくりあげたラポールのために有益な何かをする必要があります。
そのためには、意図を持ってつながりを作る能力が鍵になります。
因果のモデリングをするために使われる言葉の例としては、
「~のとき」「~なので」「もし・・・」「~だとしても」「~の一方」「~だから」「~の前に」「~の最中に」「~のあとに」「なぜなら・・・」「~のために」「以前に」「継続的に」「結果的に」
などがあります。
このような言葉は、ひとつの文章内のいくつかの部分間に、またはいくつかの文章間に、意味のある関係性が存在することを示唆します。
特に、時間の関係性があります。
例えば、ある行為が発生して、それが別の行為の原因になるのです。
このようなつながりのパターンは、相手に、起きていることと、この先に起きることの間に自然なつながりを推論させます。
そのため、本人が何をもっともだと方向を示してくれます。
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