質問という技術(その1)

メタ・モデル

質問することで、相手が持っている地図や一般化、また前提や仮定を見つけやすくなります。

言語の表層構造と深層構造の間には、いくつものレベルの文章があります。

脳の中には、その文章を可能にした別の構造が複数あります。

表層構造は、深層構造から省略、歪曲、一般化されたものです。

その中で、前提を見ていきましょう。

前提を見ていくと、相手が言葉で話している以上のものをあなたに発見させてくれるでしょう。

すると、メタモデルそのものの前提にかかわることになります。

メタモデルの、普遍性の含意、複合等価、読心術、価値判断の喪失、因果のモデリングなどです。

それが分かれば、相手のモデルの限界がどこかを知ることが出来ます。

そして、本人がどこに行きたいかに焦点を当て直すことで、本人が決めていた限界を越えてその先に踏み出すことが出来ます。

なぜなら、私たちが現実と称しているものは、広大な可能性という領域のほんの一部に過ぎないからです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました