言語のメタモデル（その1）

メタモデルは、その人が持っている悪いところを見つけるものではありません。

私たちは完璧に機能していて故障しているわけではありません。

私たちがやることは全て達成なのです。

メタモデルは、何かを消し去ったりするものではありません。

全ての体験、全ての観念は、学習の結果です。

メタモデルは、体験の質を高めるように付加することなのです。

メタモデルは、体験を伝えるために私たちが使っている定型モデルです。

私たちは、何かを伝えるときに、その伝える内容を削除、歪曲、一般化しています。

メタモデルは、単に情報収集するためのものではありません。

ひとつの視点から眺めるのではなく、多様な視点からそれを眺め、情報を検討するよう促すツールです。

メタモデルのひとつの役割は、選択肢がひとつしかないように見えた状況に対して、可能性の幅を広げて新しい選択肢を見せてあげることです。