アンカリングは、何か不都合なことを修正するのではありません。
何が目的かということです。
アンカリングのプロセスでは、過去にも現在にも未来にも自由に行くことが出来ます。
相手を過去の出来事に導いて意図的に再アンカーすることにより、その体験に含まれる要素を別のパターンへ組み替えることが出来ます。
このプロセスは、その出来事が起きた状況の意識状態を、そのときには経験していなかった意識状態に繋げます。
いったん、その体験の要素が組み替えられると、応答は自動的に変わります。
このような再アンカリングのプロセスがもたらす変化は未来の出来事にも適用できます。
これによって、より幅広い可能性と選択肢を未来へ投影するのです。
アンカリングにより、これから先も効果的な振る舞いが自動的に起こるようにしたいのです。
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