用語解説(その17)

用語解説

●リードする

身体の動きなど、振る舞いをシフトすることによりラポールを確かめる手順で、相手がその動きを近似するかどうかを確認する。

●リード・システム

保存された情報を検索するための一連の作業で最初に使用される表象システム。

これは、目の動きなど、非言語キューで示される。

リード・システムと優先的表象システムはたびたび異なり、叙述語の使い方によって区別される。

●論理レベル

内的なヒエラルキーで、ヒエラルキーで上方へ移動するに従い、以前のレベルより抽象的になり、包括的になる。

グレゴリー・ベイトソンによれば、理解、学習、変化とコミュニケーションのプロセスには自然な分類のヒエラルキーがあるという。

各レベルはその下のレベルの情報を組織化する機能を持つ。

ひとつの論理レベルで何かを変化させるための規則は、別の論理レベルでの変化のための規則とは異なるものである。

情報の知覚組織化を低い論理レベルで変化させることにより、上位レベルに影響を与えるかもしれない。

しかし、高いレベルで何かを変化させることは、低いレベルの情報の組織化に影響を与える。

変化とは様々な論理レベルで起こり、ひとつのレベルにおける変化は必ずしも別のレベルの変化より優れているわけではなく、重要なことはそれがどれくらい浸透するかということである。

ベイトソンはまた、意味レベルを混乱させたり、混合することにより葛藤が生み出されることがあるとも指摘している。

コメント

タイトルとURLをコピーしました