介入の構造化(その3)

思考モデル

1)アンカーリング

・アンカーを中和させる。

目的:不快だと考えられる経験の強度を拡散、中和する目的を持ちます。

この手段は、統合される経験が基本的に同じ強度であり、同時に中和することにより、さらに多くの応答の選択肢が拡がる場合に使用することが出来ます。

しかし、この手段は望ましい状態が現在の状態よりもかなり強力な場合に、より効果を発揮する傾向を持ちます。

・アンカーを積み重ねる。

望ましい状態は、幾つかのリソースをひとつのアンカーに組み合わせることにより、とても強力なリソースになることがあります。

望ましい状態が実際により強力で、推進力のある状態であることを保証する働きがあるのです。

ここで考えて頂きたい基本となる機能原則は強度が注意を導くということです。

・応答の連鎖と順序付け。

目的:応答の連鎖をつくり、ひとつの方向のみに推進する再帰の順序で結合する。これは思考と行動に方向性を与えるより的確な方法なのです。

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