12)両極性の課題。
B)アナログ・マーキングと埋め込まれた暗示。
埋め込まれた暗示は、否定を使っても使わなくても使用することが出来ます。
例えば、
「あなたはまだこれをやるんだという強い動機を感じていないかもしれません。でもあなたはもうそこに座りリラックスし始めることが出来るのです。深呼吸をしないでください。あなたの無意識が許す限りで結構です。あなたの無意識が学習していた頃の心地よい時期を思い出させてくれます。なぜなら、このような体験を沢山したことを今、実感することが可能だからです」
相手に処理してもらいたい暗示のメッセージや、幾つかのメッセージをアナログ的にマーキングするコミュニケーションの方法は相手に強力なインパクトを与えることが出来ます。
上記の例では、マーク・アウト(太活字)されたメッセージは、軽い埋め込み構造と呼ばれます。
埋め込まれたメッセージは、姿勢や声のトーンをシフトさせたり、頭を傾げる、またはジェスチャーなどでマーク・アウトすることが出来ます。
このようなマーク・アウトされたメッセージは、より大きな注目を集める傾向があります。
練習を重ねると、顕在意識レベルでの認知を飛び越えながら、なおかつ無意識のプロセスに影響を与え、希望する反応を引き出すような、微妙な埋め込みの暗示を作成することが出来るようになります。
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