9)パターン介入。
変移、または私が、チョイス・ポイントと呼ぶ段階で、一時的な混乱を誘発することも出来ます。
これは、相手が自分のやっていることに対して今までとは異なった見方をするために視野を広げる効果的な方法です。
一般的に、混乱とは誰かが何かを考えた結果の現われであり、特定の知覚を再編成した結果なのです。
人を混乱させることが役立つのは、相手をどこかに連れて行きたいときです。
混乱した状態の時、人はその混乱から逃れたいと思うものです。
混乱は単に自分が学習のプロセスに身を置いていることの表れであることにまだ気づいていない状態です。
また、混乱は自分にとって納得のいく最初の暗示を受け入れやすいあいまいな状態として体験されます。
これは、混乱している人はその混乱に取って代わる何かを探し求めているからなのです。
このような状態は、あなたが相手がより価値のある思考や行動の方向へと進めるように情報を再組織化することを支援する機会を提供してくれます。
例としては、
トレーニングのデモンストレーションで参加者が「私は考えがまとまっていません」と言った場合、
私は「今、少し逆戻りしてください。どのような方法でそのような知覚のまとめ方をしたのですか?」と尋ねます。
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