●クライテリアの階層構造。
クライテリアは、体験的な区別に対して本人が作り、貼り付けるラベルです。
ラベルはフィルターなどに意味を与える限定語として機能します。
クライテリアは、私たちが何かか満たされる過程にあるか、既に満たされたかを計る基準を提供します。
クライテリアは単にラベルであり、ラベルの対象である体験そのものではありません。
宣言文に明示されていない、より高いレベルのクライテリアを誘導すると、参照枠を変えることが出来ます。
これは、そこに関連している要素を、より高い価値のクライテリアへと再組織化する働きがあるので、これまでとは異なる一連の関係性への切り替えが起きます。
その結果、思考と振る舞いの方向性が変わります。
クライテリアの切り替えは、本人が選別している目的の方向を変えるので、もっと強烈度の高い、もっと広がりのある、これまでとは別の、等価のものへと注目が向くことになります。
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