●メタフレーム。
このパターンは、何かの評価基準となる、より大きな状況あるいは、より大きな意味の枠組みの中へ、その何かを入れることです。
ある宣言文に対して別の参照の仕方をすると、別の意味が生まれます。
このプロセスには、知覚的な再組織化と再公式化が含まれます。
●再帰法→参照指標の切り替え。
このパターンは、宣言文の要素が自ら跳ね返ってくるというものです。
このプロセスでは、本人の思考についての本人の思考という形態を使用します。
その要素は表面構造にはっきりとあらわれていることもあり、言語の深部構造にほのめかされていることもあります。
これは、もとの宣言文に定義されている関係性やクライテリアを用いて、他の現象を再評価することを可能にします。
例えば、ある人が私は学ぶことが出来ません、と言い、あなたは、そのことをどうやって学んだのですか?と応答することが出来ます。
本人の宣言文が、本人が出来ないと言っていることを、実は既にやってきた否定のしようのない例になるのです。
これはまた、とても強力な反例になります。
この反例がデータベースを再選別するきっかけとなり、より高い論理レベルでの一般化を再公式化することにつながります。
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