●意図/目的。
観念の機能、つまりメタアウトカムに注目を向けることも、観念を再組織化する効果的な方法になります。
この方法で意味上のレベルを切り替えると、目的が別の参照枠を提供するので、データは新たな枠に沿って別の方向を設定するパターンへと再定義化されます。
参照枠が変わると別の関係性が生まれ、意味も変化します。
意味が変わったり、拡大したりすると、本人の応答も変わるので、これまでとは異なる思考と行動の方向性が生まれます。
●普遍的数量詞。
プロセスを、より高いレベルの分析へと一般化を拡大するように使います。
なんらかの要素、例えば、まだ検討されていない仮定を設定して、いつでも、すべての状況に、ずっと変わらず、当てはめられる絶対あるいは普遍的な何かを構築します。
これは、システムのバランスを取り直すように情報を再選別するための知覚的差異が短時間で提供されるきっかけとなるプロセスです。
これは、反例を作る点でも非常にパワフルで効果的なツールです。
一般化を、その論理上の極端にまで引き延ばすと、それ自体が意味を成さなくなります。
すると、観念によって定義づけられた意味と関係性を本人が再組織化し再公式化することが可能になります。
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