言葉の策略パターン(その2)

言語

●別の原因。

同様の効果を生む別の原因を提案します。

これは、因果の関係でほのめかされている普遍性を検討するように促す効果があります。

制限となっている観念のパワーを弱体化するのにも役立ちます。

●別の結果。

相手が気づいていないであろう別の望ましい結果を提案します。

また、相手の動機とゴールに再定義をつなげ、肯定的で価値のある方向性を生み出すことも出来ます。

●帰結。

観念の肯定的または否定的な作用を探る方法として、その観念の持つ効果に注目をしぼります。

これは、その観念を再組織化する有効な方法になります。

本人の論理的結論にまで、この帰結を持ち込むと、観念を再構築する強いインパクトとなるのです。

人は普通、何かを信じるあるいは信じないの帰結を、長期的な観点では見ていません。

ここでは、本人が今まで思ってもみなかった否定的な帰結または肯定的な帰結の欠如、の可能性を指摘する必要がしばしばあります。

それが、可能性の幅を広げる新たな別の見方を増やす方法になります。

ある事柄が長期にわたって続くとすると、本人が、何をどう選別するか、を変えるきっかけになるのです。

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