一般的なデザイン構成要素（その5）

E）物理化された形。

ある実習で、参加者が自分の指で、もうひとりの参加者の背中に文字を書いている時、参加者の意識的な注意はその文字を特定しようという方向に向いています。

しかしこのプロセスにおいて、ふたりの意識の外側では、目指す結果を得るために、一連の内的処理戦略が活性化されています。

書かれた文字を特定するため、その参加者は、この実習によってアクセスされるようデザインされた、まさにその神経活動である内的処理戦略にアクセスしているのです。

この実習はまた、恐怖症治療テクニックを効果的に用いる上で不可欠なV-Kディスアソシエーションのパターンを教える前置きとしても役立ちます。

物理化された形は、高い言語レベルで、ある種の統合を誘導する傾向があります。

あなたは後に行われる、つらい体験をしたあとでそれについて詳しく話す、つらさを克服する手法の中で参加者にそれに気づかせることが出来ます。