実習デザインのスキル(その3)

トレーニング

実習は、あなたが教えているスキルの参照体験を作り出すだけでなく、それを誘導する助けにもなります。

実習を行っているときは、スキルや姿勢に関してあなたが参加者に学んで欲しいことを、参加者は自分自身に教えています。

そのため、無意識レベルで神経活動にアクセスします。

あなたは、すでにそこに存在するものを利用してスタートさせることが出来ます。

トレーナーとして実習をデザインするときは、下記の項目について考慮すると良いでしょう。

1)主観的な体験について、私は人に何を発見し学んで欲しいだろう?

2)主観的な体験を構成する構造的な現象は何だろう?

3)そのような現象は、体験にどう影響するのだろう?そのような現象がつくる区別やパターンは、人が自分の体験を意味付け、体系化し、理解して、自分を動機付け、自分の体験を学び、変化させ、それについてコミュニケーションをするような方法に、どう影響するのだろう?

4)このような現象は、互いにどう交流し影響し合うのだろう?システム思考は、どんな構成要素も、それが稼働する、より大きな状況の一部として考慮されるのでなければ、構成要素そのものは無意味である、と言っています。

5)このような現象は、内的プロセスと振る舞いアウトプットに、どんなインパクトを与えるのだろう?

6)どのようにして、このような現象を用いて、それと交流することができるだろう?

7)思考と振る舞いの可能性と選択肢を広げるよう、意識的に変化を作るために、このような現象に対して、どう影響出来るだろう?

コメント

タイトルとURLをコピーしました