トレーニング・パラダイム(その6)

トレーニング
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2)提案、前提、価値、含意

提案、前提、価値、含意は、トレーナーがトレーニングや教えること、学ぶこと、コミュニケーション、変化をどう考えているか、またその考えをどう行動に移して、プレゼンテーションや実習のデザインに組み込むか、に関わっています。

例えば、私があることを始動させると、続いて何かが探索されるでしょう。

トレーニング・プロセスやトレーニング手順を考えるとき、トレーナー自身がどんな前提を持っているか、持っている前提は、トレーニング・デザインを通して、振る舞いにどう現われるかをチェックしておくことが重要です。

ここで基本になるのは、学習者としての人間について、トレーナーが持っている観念や信念です。

トレーナーは、常に特定の考え方に添って機能しています。

トレーナーの持っている意識的なあるいは無意識的な前提は、本人のトレーニング方法に影響することが多々あります。

従って、トレーナーがトレーニングをどう計画して伝えるかは、トレーナーの持っている、人はどう学び、学びを統合し、実践するかについての前提が基盤になります。

それと同じくらい重要なのが証拠です。

それは、教えている内容とそれを実行することを人が学んでいるということをトレーナーが確認する証拠です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました