ラベルとは、次のように説明できるでしょう。
1)進行中のプロセスが名詞化されコード化されたもの。
これは、進行中のプロセスを静的で固定した不変の記述を使って表現していることを意味します。
ラベルの意味は不連続なので、あるものが○○でなければ××である、という表面に現われない意味を含んでいます。
にもかかわらず、記述されるのは、アナログで連続的、つまり進行中のプロセスです。
2)抽象化、一般化されたもの。
これは、精神的な複合概念です。
そして、体験の二次的表象になります。
この一般化がフィルターとして働いて、インプットされた情報の何を削除し何を歪曲するかを決めます。
結果的には、このプロセスが、本人が世界の何を見て何を聞くかを決めることになります。
一般化は”自己実現する予言”として働く傾向があります。
一般化は、それが仮定している内容を証明するように働くのです。
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