時間の構造（その5）

＜時の中＞

時の中にいる人は現在の活動に夢中で、過去も未来も存在しないかのように振る舞っている。

時の中にいる人はがっかりすることがない。比較対象がなく全てが新しい。

タイムラインは、自分の後ろに過去があり、自分の前に未来がある。

時の中にいる人は、前もって計画を立てないことが多い。

その瞬間の、現在の、感覚や感情に基づいて、素早く決定する傾向がある。

仕事と遊びを同じように考える傾向がある。

すぐに時間の経過を忘れてします。

複数の出来事を、それぞれ関連のないエピソードとして知覚する傾向がある。

出来事を認識するとき、しばしば順番が抜け落ちることがある。

プロジェクトの開始段階に、より興味を示す傾向がある。時の中にいるとき、短期的には終了や完結に高いニーズがある。長期的にはそのニーズは減少するが問題ではなくなる。