時間の構造(その4)

時間

動詞の時制は、個人の内的プロセスについて重要な情報を提供します。

私たちは、過去と同じ確実さで未来を見ることがあります。

例えば、

「私は今後、絶対に・・・出来ない。その理由は今までやったことがないから」

この例では、未来のことが確実に決まっていると言っています。

過去の体験に基づいて、未来の可能性の中からひとつのことを取りだして、それがあたかも現実であるかのように描写しています。

このような場合、相手の注目を別な可能性に向けることが出来ます。

例えば、

「今までは」という一言を添えることが出来ます。

上記の例で言えば、

「今までは、出来ないのですね」

未来を見つめるときには、制限を設けないようにすることが大切です。

それは、どんな選択も、常にずっと大きな可能性の範囲の一部であることを知っておきましょう。

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