メタプログラム(その9)

メタプログラム

<自己フォーカス、他者フォーカス>

●主要なフォーカスが自己にあるとき

フォーカスが自己にあるため、人とのかかわりでは、「ここには、私にとっての何があるのか?」によって知覚する傾向があります。

この人は、自分自身の内的世界にある考えやニーズに応答します。

他の人たちからのインプットを視覚的、聴覚的にふるいにかけ除外する傾向があります。

また、内容、物語に注目する傾向があります。

人とのコミュニケーションは、そこで起きたこと、起きていることに対して自分が感じる感情をもとに評価する傾向があります。

ラポールスキルは最小限です。

●主要なフォーカスが他者のとき

フォーカスが他者にあるため、人とのかかわりでは、「自分は他の人たちのために何が出来るか?」によって知覚する傾向があります。

この人は、他の人たちの考え、感情、ふるまいに応答します。

他の人の理解を助けようと努力する、他の人からの応答を期待する、他の人たちの気に入るように状況を運ぶ、他の人たち行動に対して、自動的で反射的な応答をする傾向があります。

人とのコミュニケーションは、相手から帰ってくる応答をもとに評価する傾向があります。

良いペース合わせのスキルを持っていることが多いが、ミスマッチとリーディングは苦手な場合もあります。

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