メタプログラム(その6)

メタプログラム

<類似性、相違性>

●主要なフォーカスが類似性のとき

類似性によって世界を理解している人は、インプットを一連の共通パターンとして理解します。

物事で共通しているものは何か?と考えます。

類似を基準に選別しているので、しばしば、少数の例から一般化する傾向があります。

言語では、同じ/・・・のような/似ている/共通の/維持する/そのまま保つ/コンスタントに、などの言葉を口にします。

物事がどのように類似しているかに主要なフォーカスがあります。

この人は、類似性を強調してから、ときたま、多かれ少なかれ、物事がどのように変化してきたか、といった言葉を挟みます。

例外をともなう類似性を基に情報を秩序立てるので、バリエーションを認識して一定の時間枠内で変化に順応します。

●主要なフォーカスが相違性のとき

相違性によって世界を理解している人は、ものごとがどのように違っているかに注目します。

相違を基準に選別しているので、変化は必要です。

しかし、選択肢や多様性は必ずしも必要ではありません。

この人は、区別を求めて選別する傾向にあるので理解するためにデータをミスマッチさせます。

言語では、新しい、変化、異なる、革命的な、ユニークな、急進的な、などの言葉を口にします。

物事がどのように相違しているかに主要なフォーカスがあります。

この人は、相違や区別を強調してから、ときたま、なんらかの共通点、類似性、継続性、についての言葉をはさみます。

例外をともなう相違点を基に情報を秩序立てているので、進化のプロセスをあまり気にしません。

注目しているのは、新たな状況にいることです。

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