2024-01

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メタファー

隠喩(その1)

隠喩とは、ある事柄と別の事柄の要素の間に関係性をつくるように作られています。 ここでは、隠喩の主体となるものの属性が示唆されています。 そして、その属性が、同時に、質の異なる事柄を語っています。 例えば、 「世界はすべて、映画である」という...
言語

叙述語(その2)

叙述語によっては、どの感覚システムに入るのか曖昧なものもあります。 例えば、 「light(明るい、軽い)は視覚/触運動覚のどちらにもなり得ます。 さらに叙述語にはふたつのカテゴリーがあります。 そのひとつが内臓感覚言語です。 例えば、 「...
言語

叙述語(その1)

叙述語は、見る、聞く、感じる、味わう、臭うといった感覚的処理を前提とします。叙述語から、話し手の優先的表象システムが分かります。優先的表象システムは、その人が意識的な気づきを体験するときに価値を置いている知覚モードです。 感覚的な特徴と思わ...
ミルトン・モデル

前提(その7)

選択的制限の侵害は、ある属性を、その属性の定義上は処理できない、誰かまたは何かの属性に関連付けるときに発生します。 例えば、 「私の友人は、結婚している独身者、あるいは、妊娠中の男性、あるいは、気の強い大木だ」 などです。 この場合、選択的...
ミルトン・モデル

前提(その6)

修辞疑問に前提を埋め込むことが出来ます。 修辞疑問というのは、はい、いいえの答えを求めない疑問文です。 この疑問文に、特定の活動や状態などがすでに起きたこと、あるいは起きつつある、この先に起こる、ことを前提するための効果的な構造を提供します...
ミルトン・モデル

前提(その5)

前提を積み重ねるとは、ひとつの文章内でいくつもの前提を使うということです。 これはとても強力な方法です。 前提が多ければ多いほど、相手はその情報を意識レベルで解明することが難しくなります。 しかし無意識レベルでは全ての前提は処理されています...
ミルトン・モデル

前提(その4)

「始める」「開始する」「終える」「停止する」「続ける」「進行させる」などの時間の経過を示す言葉も前提として使えます。 「あなたは、この次第に増していく心地よさを感じながら、さらにリラックスし続けてください」 この文章は、「すでに心地よさを感...
ミルトン・モデル

前提(その3)

形容詞と副詞は、文章の主要な部分を前提とするために使えます。 例えば、 「あなたは、さらに成長するためにすることに興味がありますか?」 ここで前提にされているのは、「あなたは成長してきた」です。 問われているのは「興味があるか、どうか」だけ...
ミルトン・モデル

前提(その2)

気づく考慮する知る感じる体験する思う考える学ぶ 等は、気づきの叙述語と呼ばれています。「何を」の部分を前提として使うことが出来ます。 例えば、 「あなたは自分がどれほど成長してきたか、意識的に気づいていますか?」 という文章の場合、「あなた...
ミルトン・モデル

前提(その1)

前提とは、何かが既に存在していることが条件になっています。 前提は、おそらく、もっとも強力な言語パターンです。 例えば、 「ベッドで横になっている子犬が見えますか?」という問いに、一番考えられるのは「見えますか?」の部分への応答である「はい...
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