アイ・アクセシングキュー

アクセシングキュー

視線の方向を観察すると、相手がどのように考えているか分かります。
それをNLPでは、アイ・アクセシングキューと呼びます。
アイ・アクセシングキューは、相手の眼球運動によって相手の心理状態を把握する技術です。一般的に、何かを未来のイメージを作る際には自分から見て右上を見る傾向があります。右側は未来を見るときに見る傾向が高いわけです。そして左側は過去の情報を引き出す際に見ます。そして上から視覚→聴覚→触運動覚という順番になります。このように人が物事を考える際には、目線の方向性が一定にのっとっていて眼球運動を見ることによって相手が何を想像してる?思い出しているのか?が分かるのです。

<視線が左上に動く>
記憶されたイメージにアクセスしています。視覚的にアクセスされた記憶的情報です。

<視線が右上に動く>
構成されたイメージにアクセスしています。以前には見たことがないイメージ、あるいは記憶的情報を別の構成へ作り直しています。あるいは記憶的状況の一部と見えたものから何かを取り出しています。

<視線は正面を見ているが焦点は合っていない>
内的視覚、外的に知覚されたものの再現。記憶された情報の場合も構成された情報の場合もある。

<まばたきをする、目を細める、ゆっくりと目を閉じる>
情報が視覚的に検索されたり、処理されたりしている。記憶された情報の場合も構成された情報の場合もある。

<視線が左水平に動く>
記憶された聴覚にアクセスしている。

<視線が右水平に動く>
構成された聴覚にアクセスしている。

<視線が左下に動く>
想起された聴覚にアクセスしている。典型的には内部対話です。

<視線が右下に動く>
触運動覚(身体感覚)にアクセスしている。
物理的な感覚。身体上の感覚である。
内的感覚にアクセスしている。

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