意識の物理的次元(その3)

サブモダリティ

サブモダリティのテクノロジーです。

1)どの要素も変化は可能。
サブモダリティは、どの要素も変化は可能です。例えば、視覚で言えば明るさを暗いものから明るいものに変えることが出来ます。聴覚で言えば、音量を小さいものから大きなものに変えることが出来ます。

2)場面の部分変化。
そのサブモダリティの一部を変化させることが出来ます。例えば、前景をカラーで背景を白黒にしたり出来ます。

3)要素の削除。
モダリティの削除。例えば、音つきの動画を見ているときにその動画を停止させると音も聞こえなくなります。
内容の削除。例えば、画像の中の物体を取り除くことが出来ます。内容を変化させる方法としては、まず不快な場面を思い描き、その場面が小さな点になって見えなくなるほど距離を移動し、今度は、その場面の内容を楽しいものにしてクローズアップする、などがあります。

4)要素の追加。
サブモダリティで動画を再生していて、その場面に音が付いていないのであれば、その動画に音を追加することが出来ます。場面にない要素を追加することがよ出来ます。

5)差し替え。
体験の意味付けを変えます。例えば、混乱している何かを理解できる何かに変えることが出来ます。このときの変え方は混乱のサブモダリティを理解のサブモダリティにすることです。

6)決定的なサブモダリティ。
ある意識状態と、もうひとつの意識状態の違いを決定するサブモダリティについて、違いを作る違いをいくつか発見できるでしょう。それは3~4のサブモダリティかもしれません。どれが決定的なサブモダリティなのか、それがどのように機能しているのかを発見してください。

7)抽出の手順。
ある状態と、もうひとつの状態の違いを見つけるための抽出の手順を対照分析と呼びます。あなたは同時にふたつのサブモダリティをあつかい、その違いに注意を払います。まず相手に、ある体験を考えてもらって、そこでいったん間を置き、それから他の体験を考えてもらいます。ふたつの場面に違いはあるか、画像の明るさや大きさはどうか、決定的なサブモダリティはあなたが変えることの出来る変数です。本人が望む結果を手に入れる助けになるために行うことが大切です。

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