サブモダリティによる対照分析は、ふたつの体験の構造の違いを発見することです。
この違いを分析することは、意味付けによる重要な違いを示すことにつながります。
●あなたが心から信じていることを何か考えてください。例えば、仕事が終われば私は家に帰ります。などです。
●それを考えながら、どんなイメージ、音、フィーリングがあなたの心に思い浮かびますか?イメージを見てサブモダリティを書き出してください。
●どんな音や声でもサブモダリティを書き出してください。
●その信じていることを表すフィーリングはどんなものでしょうか?そのフィーリングは信念の一部をなすフィーリングである必要があります。
●それでは次は、あなたが信じていないことについて考えてください。例えばサンタクロースは存在する。などです。
●その信じていないことの表象を見て、聞いて、感じてください。
●その信じていないことのイメージ、音、フィーリングのサブモダリティを抽出してください。
●そして、信じていることと、信じていないことのサブモダリティの違いを比較してください。ひとつのイメージは近くにあり、もうひとつのイメージは遠くにあるかもしれません。これらのサブモダリティの違いは、信じていること信じていないことをどのように符号化しているかということです。あなたが信じていること信じていないことを評価するときの違いを表しています。
この方法の使い道は色々あります。
例えば、信念を変化させることなどが出来ます。
あなたの力にならない信念を、信じていない信念に変化させられます。
このとき、注意する点は、最初にエコロジー・チェックを行うことです。
変化がエコロジーに適ったものでないかぎり定着しないでしょう。
サブモダリティは、ひとつのシステムです。
ですので、それまでのバランスに反したものならサブモダリティは以前ものに戻ってしまうでしょう。
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