マッチ、ミスマッチ(その4)

ラポール

ニューロロジカル・レベルでマッチさせると有効なものです。

<アイデンティティレベル>

アイデンティティレベルでラポールを構築するためには、相手の持っている中心的な信念や価値観を理解する必要があります。

そして、その信念や価値観に敬意を払う必要があります。

そして、その人を何かのグループの一員としてではなく、一個人として尊重する必要があります。

その人がどんな人かに興味を持ち、あなた自身の信念や価値観を伝えるようにしましょう。

相手を巧みに操ろうとすると、即座にこのレベルのラポールは妨げられてしまいます。

<アイデンティティレベルの超越>

アイデンティティレベルの超越はスピリチュアルなレベルで、あなたは人類の一員だという意識を持つことです。

もっとも自分らしくある状態です。

あなたが、他の人ともっとも繋がりをもっていることです。

ニューロロジカル・レベルの全てのレベルでラポールが構築されていることもありますし、そうでない場合もあります。

一般的に、ニューロロジカル・レベルを上がれば上がるほどよりよいラポールが構築されていることになります。

低いレベルのラポールが取れていても、高いレベルでのラポールが壊れると、低いレベルでのラポールも壊れるということはよくあります。

また、わざとラポールを壊すためにミスマッチを使うことがあります。

自然に会話を終わらせたい場合などです。

この場合、ボディ・ランゲージをミスマッチさせるなどが使えます。

また、声の調子をミスマッチさせることで、電話で話しているときに相手に、もう終わりたい、ということを伝えることが出来ます。

このように、ミスマッチも役に立つ場面があります。

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