あなたがアウトカムを達成しようとしたとき、信じるべき3つのことがあります。
- 達成することは可能です(可能性)。
- あなたにはその能力があります(能力)。
- あなたはそれを達成するのに相応しいです(相応しさ)。
可能性
私たちは、どのようにやればよいか分からないとき、それは不可能だと考えてしまいます。
可能性と能力をごっちゃにしてしまうのです。
私たちには肉体の限界がありますから、能力には限界があります。
でも、私たちはこの限界が何であるかは分からないのです。
限界を知るためには、そこに行き着く必要があります。
あなたは何かについて能力がないということを証明することは出来ません。
まだ、達成したことがないとしか言えないのです。
私たちは、何が不可能であるかを早々に決めてしまいがちですが、そうすることは得策ではありません。
能力
私たちは、自分が出来ないと信じてしまうことがあります。
しかし、信じていることが何であれ、それは事実ではありません。
信じることは、その時点で物事がどうであるかを推量しているに過ぎないのです。
信じるべき信念は、「あなたは、出来ることの限界にまだ達していません」ということです。
何かが出来ないと思っても、他の人に「私は出来ない」と簡単には言わないでください。
これを、謙虚さの表れだと勘違いする人がいるかもしれませんが、それは違います。
謙虚さとは、できないことを得意げに話すことではありません。
否定的な話をするときは、その最初に”まだ”という言葉を付け加えてください。
そうすると、現実に近くなります。
最初から、言い訳をしたり、自分を過小評価しないでください。
あなたは、あなたのゴールに対して責任を持ってください。
相応しさ
あなたはゴールを達成するために相応しいでしょうか?
NLPは、ゴール達成が倫理的あるいは道徳的に正しいかどうかは判断しません。
NLPでそれを行うのはエコロジー・チェックによってです。
そして、ゴール達成が可能かをチェックしたら、不愉快なフィーリングはどんなものでも気にとめてください。
そして、ゴール達成に対する障害を上げてみてください。
「私がゴール達成しないのは・・・だからだ」と心の中で唱えてみてください。
障害はたいてい5つの理由によります。
- あなたにはリソースがありません。
- あなたにはリソースがありますが、どうすべきか分かりません。
- あなたはどうするべきか分かっているのですが、スキルがあると信じられません。
- あなたは、スキルがあるのですが、自分には相応しいとは思えません。
- あなたには相応しいのですが、何だか”自分らしくない”気がします。
障害が見つかったら、それを次の3つの可能性に分類してください。
1)あなたのゴール達成を阻害する本物の障害があります。もしそうならアウトカムを取りやめてください。状況が変わるまでアウトカムを保留にしてください。
2)障害があるのは見受けられますが、あなたは時間と労力を使えばその障害を克服することが出来るでしょう、時間と労力を費やしてでも欲しいゴールか考えてください。もしそうならアウトカムを追求してください。そうでないならアウトカムを取りやめてください。
3)あなたは、あなた自身の信じていることがあり、それがひっかかています。もしそうなら、その信じていることをテストしてみてください。障害はあなたの頭の中だけにありますか?どれくらい現実的ですか?いったんテストしたら、それを最初のふたつの分類に分けてください。
アウトカムへのアプローチは、あなたに責任があります。決めるのはあなたです。
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