信じていることや観念、信念は、私たちが生きている限り従うことになるルールです。
現実は、信念などにより推し量られています。
多くの場合、私たちの体験により信念は作られます。
そして、信念が作られると、今度はその信念に則して行動するようになります。
しかし、信念は事実であるとは限りません。
事実でない信念もあります。
また、私たちは、私たちに出来ることに関する信念を持っています。
信念を持っているか、持っていないかに関わらず真実であることはあります。
例えば、重力の法則、私たちが信じようと信じまいと変わることはありません。
私たちは、信念を重力の法則のように変わることのないものとして扱うことがあります。
でも、そうではありません。
信念は変えることのできることです。
信念は、そうなるであろう預言のように作用することがあります。
ものごとが、信念の通りに進んでいくように感じることもあります。
それは、次のような作用によるものです。
もし、あなたがあまり好かれないという信念を持っていたら、他人を遠ざけるように振る舞うでしょう。
そうすると、あなたは他人から距離を置かれ、ますます信念を固めることになるでしょう。
逆に、もしあなたが自分は好かれるという信念を持っていたら、人と良好な関係を築こうとしますから、あなたはますます人に好かれるようになるでしょう。
NLPは、信念を前提として扱います。
前提として扱うということは、NLPが信念を行動の原則としているということです。
信念が、あたかも現実であるかのように行動し、それがよい結果を導き出せば、引き続きそのように行動します。
もし、よい結果を生まないのであれば、信念を変えます。
あなたは、何を信じるかについて選択肢を持っているのです。
信念が力を持つためには、信念に基づいて行動する必要があります。
信念は行動の原則なのです。
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