等位メタファーとは?
等位メタファーは、問題と似たような筋書ですが、問題と違うのは等位メタファーが望ましい結論に向かって進んでいくということです。
等位メタファーは、何らかのアウトカムに向かって展開します。
等位メタファーは、セラピーやカウンセリングなどで使用されることが多いです。
催眠療法家のミルトン・エリクソンは、等位メタファーが得意でよく療法の場で使っていました。
等位メタファーを使うことにより、クライアントはトランスの中で必要なリソースを見つけ、自分で自分の問題を解決し始めます。
等位メタファーの構築
1)現在抱えている問題を明らかにしてください。
どのような状況か、そこにどんな人たちがいるのか、その場所はどこなのか、対象は何かを明らかにしてください。
2)あなたの望んでいる状態を明らかにしてください。
それはどのような状況か、そこにどんな人たちがいるのか、その場所はどこなのか、対象は何かを明らかにしてください。
3)その物語を構成している要素間の関係性を明らかにしてください。
問題の構成要素と、等位メタファーの構成要素の関係性が維持されている限り、メタファーの構成要素は変更できます。
4)問題の状況からメタファーに向けてチャンク・サイドウェイしてください。
問題に登場する重要人物や対象の人物を代えてメタファーを構築してください。
物語の重要サブモダリティは維持してください。
現在の状態から、望ましい状態へ移行する物語の筋を構築してください。
現在の状態と、望ましい状態の関係性が平行するように物語の筋道を作ってください。
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