信念のリフレーミング

リフレーミング

リフレーミングは、制限されている信念を変えるためにも使えます。

その信念は、たいてい因果や等価の複合観念で、”行動X→Y”や”行動X=Y”という形になっています。

そのような信念をリフレーミングすることにより異なる意味を与えることが出来ます。

そして、因果や等価の複合観念の正当性を問います。

例は、下記のようになります。

例:「英語を学ぶことは難しいです」

1)ことばを再定義してください。

「あなたはそれを学ぶのではなくただ慣れる必要があるだけです」「あなたはそれを学ぶのに少し努力を要するだけです」

2)時間枠を変えてください。ずっと長期またはずっと短期の時間枠を設定してください。

「それをマスターした未来に行ってみてください。そうすればより簡単に思えるでしょう」

3)行動の成り行きを探求してください。

「それをやってみてください。そうすればそれがどんなに難しいか、そうではないか、分かるでしょう」

4)チャンク・サイズを変えてください。

チャンク・アップ「一般的に学ぶことは難しいですか?」

チャンク・ダウン「単語をひとつだけ学ぶことは、そんなに難しいですか?」

5)反対例を探してください。

「英語のパターンを学ぶことが簡単だと思えたことが今までにありましたか?」

6)証拠を求めてください。

「学ぶのが難しいと、あなたはどのようにそれが分かるのですか?」

7)他の世界モデルにより発言を再評価してください。

「英語をマスターしている人たちは、マスターすることはあまりに自然なことであるため、長いことその状態に置かれていると私たちはマスターすることができないと考えます」

8)メタファーまたは類推を示してください。

「それは、私が日本語を学んだ経験を思い出させます」

9)信念の背景にある肯定的な意図に訴えてください。

「あなたがこれをしっかりマスターしたいということですね」

10)関係性が同じ形に当てはめられないように、状況を変化させてください。

「あなたがマスターしたいと思うことが大変かそうでないかは、誰が教えるかによります」

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