ディズニー・ストラテジーはロバート・ディルツがウォルト・ディズニーからモデリングしたものです。
創造性を発揮するために用いられるものでとても役に立ちます。
ディズニー・ストラテジーは、一般的なプランを立てる必要がある場合にうまく機能するでしょう。
まず、空間に3つの状態をアンカーしてください。
3つの状態とは、夢想家、現実主義者、批評家です。
床の上にそれらの3つの場所を決めて印をつけてください。
●夢想家の位置
この場所は、創造性を発揮するところです。大きな全体像を見てください。自分自身に「私は何が欲しいんだろう？」と問いかけてください。
●現実主義者の位置
この場所は、何が現実的に可能だろうかを評価するところです。現実的に考えて行動計画を立てるところです。自分自身に「この計画を現実のものにするためには、私は何をするだろうか？」と問いかけてください。
●批評家の位置
批評家の位置では、あなたは問題や困難などを探しています。この位置はあなたの計画をテストします。自分自身に「何がうまくいかないだろうか？」と問いかけてください。
いったん3つの状態がアンカーできたら次のステップに進みます。
1）あなたがとても創造的だったときのことを考えてください。そして夢想家の位置に入ります。そして十分にその感じを味わってください。そのようにして夢想家の状態のリソースが空間にアンカーされるのを感じてください。十分感じられたらそこから出てください。
2）ブレイク・ステート。
3）あなたは、現実的に行動計画を実施したときのことを思い出してください。そして現実主義者の位置に入り、そのときを再体験してください。現実主義者の位置にそのときのリソースをアンカーし、それからそこを出てください。
4）ブレイク・ステート。
5）あなたが立てた計画を建設的に批評したときのことを考えてください。批評家の位置に入り、そのときを再体験してください。批評家の位置にそのときのリソースをアンカーし、それからそこを出てください。
6）ブレイク・ステート。
7）成し遂げたいアウトカムを持って、夢想家の位置に入ってください。そして夢想家の状態を感じながら、そのアウトカムについて創造力を発揮してください。そのとき評価はしないでください。よく考えて全ての可能性を見つけてください。
8）次に、現実主義者の位置に入ってください。そしてアウトカムを現実的な計画にまとめてください。あなたは、このアウトカムを実践するとき、どのようにするのが現実的でしょうか？
9）それから、批評家の位置に入ってください。その計画をよりよくしたいという思いからその計画を評価してください。何か不具合がないか探ってください。その計画はエコロジーに適っっていますか？
10）最後に、夢想家の位置に戻ってください。現実主義者や批評家の位置で獲得した情報もあわせてもっと可能性を高める方法を考えてください。そして、どんな順番でいいので、あなたが満足するまで3つの位置を体験してください。
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