メタファーは、チャンク・サイドウェイします。
チャンク・サイドウェイしてその対象と比較します。
比較することにより、その対象の意味をより明確にします。
私たちは、その対象を理解するために比較を使います。
日々のメタファーは、あり得ない表現として使われます。
例えば、「彼女は太陽のように輝いている」や「彼女の心は冷たい氷のようだ」などと表現します。
私たちは、このようなメタファーを理解することが出来ます。
会社もメタファーに溢れています。
創業に関する物語、スーパー社員に関する物語、社長に関する物語などがあります。
社風という名のメタファーを会社は持っています。
社員は家族だと言っている会社は、そうでない会社とは雰囲気が違うでしょう。
会社は戦場だと考えてる会社とは、社員の扱いが違うでしょう。
会計の世界にもメタファーが溢れています。
”流動資産”や”凍結資産”などの言葉が使われます。
営業の分野でもメタファーは溢れています。
顧客を口説くとか、市場を勝ち取るとかのメタファーが使われます。
医療の世界でもメタファーが使われています。
病気に勝つとか、闘病などと言われます。
また、私たちは”器官言語”というメタファーの言葉を使うことがあります。
例えば、
「彼は心臓が強い」
「彼は肝が据わっている」
「私は胃が痛い」
「あいつは胆が小さい」
等です。
どれも、真実ではありませんが、効果を持っています。
メタファーには、本来良いも悪いもありません。
メタファーが有効か、そうでないかが問われるだけです。
有効なメタファーは私たちを助けてくれるでしょう。
私たちが使うメタファーを自分に対してどのように使うか、他の人に対してどのように使うかが、問われます。
メタファーは、私たちの現実を創造するのです。
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