12)両極性の課題。
C)引用。
引用とは、両極に対するもうひとつの効果的な対応で、暗示を埋め込み、別の状況や時間、場所、人、などに関連付ける言語パターンです。
暗示が理解されるためには、情報は自己参照的に処理されなければなりません。
D)付加疑問。
両極へのもうひとつの効果的な対応として付加疑問と呼ばれる言語パターンを使用することが出来ます。
付加疑問とは、対立する2つの現実に同時にペース合わせすることを可能にします。
付加疑問とは、単に、ある文章の最後に、その文章が前提としている内容を強化するように付け加えるものです。
「あなたはリラックスし始めることが出来た、そうではありませんでしたか?」
「あなたはそれを理解している、そうではありませんか?」
「あなたは付加疑問の使い方を学びたい、そうではありませんか?」
付加疑問のもうひとつの使用法は付加疑問の時制含意をシフトさせることです。
これにより、時間の方向性を変えるだけでなく、考え方の方向を変えるような前提を付け加えることが出来るのです。
例えば、
「あなたは変化をつくりだしたい、そうではありませんか?」
「あなたはやる気になった、そうではありませんか?」
「あなたは喜んでいたでしょう、だって、あなたは出来るのです、そうではありませんか?」
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