歪曲や疑問に思わなかった仮定を探る（その1）

XはYを意味する場合。例えば「あなたは私に微笑む。あなたは私が好きだ」という場合、それは等価複合です。

XがYを引き起こす場合。例えば「あなたが私に微笑むから、あなたは私が好きだ」という場合、それは因果関係と言えます。

歪曲や疑問に思わなかった仮定を探る場合、まず等価複合や因果関係を特定します。

特に、外的な何かが内的な何かと等しい場合や、振る舞いが自己に等しいとされている形態をよく観察してください。

一般化は、ふたつの主要な歪曲の形態から構築されます。

または、枠を外すのもよいです。

そのために、状況のマーカー（参照／限定語／修飾語、例えば、”誰が”、”いつ”、”どこで”）をすべて削除します。

状況が意味を形作るので、特定の状況の外では、本来的にはどんな意味もありません。

このように、ほのめかされた普遍性にチャレンジします。

状況のマーカーなしには、情報を形成するどんな付帯条件もありません。

ある状況から等価複合を採用するのは、過剰な一般化をするときのひとつのやり方です。

等価複合の普遍性を強調しているのです。

これは普通、あいまいさを作って、役立つような一般化に再組織化する機会を提供する効果があります。