トレーナーとして、あなたは自分が教えている知覚、パターン、スキル能力の基盤を参加者のために構築しつつ、意識、無意識的に、参加者を体験の配列へと誘導します。
1)枠の設定。
最初にやることは、グループ全員を方向付けることです。そこではグループがひとつになるようにすることが大切です。
2)状態、エネルギー管理。
状態を誘導せずにはいられません。考えるべきことは、トレーニングと学習のプロセスに、あなたはどんな状態を喚起し繋げたいかです。
3)概念的な枠。
あなたの内容ゴールによります。ここには、プレゼンテーションの感覚チャネルが含まれます。
4)デモンストレーション。
指示を与えるプロセスを、実習を通して、人に対するワークを行う機会、と欲しい応答を誘導する機会、として使用することが出来ます。指示とデモンストレーションは、より深いレベルでの誘導プロセスの役目もあります。
5)実習。
参加者は、あなたが教えている内容の参照体験にアクセスし、それを構築しながら、何らかの具体的な体験に積極的に集中します。
6)フィードバックと結果報告。
逆順で学び、学習内容を一般化します。実習を再考することは、違った位置から振り返る機会となります。
そこでは、起きたこと、発見し学んだこと、自分の人生でどう役立つかについての一般化を作ります。参加者は、自分が観察したことを別の論理レベルで理解します。
フィードバックのプロセスは、参加者が自分の言動によって、より高い論理レベルで発見と学習を記録する機会にもなります。
これは、本人の学習を強化し、安定させ、拡大するプロセスとして機能します。
記録プロセスは、あなたが教えているパターンやスキルの信頼性を強化する助けとなります。
また、参加者からのフィードバックを利用して、すでに行った実習と次に行うことの繋がりをあなたが作ることもできます。
7)セミナー状況の外へと、パターン、スキル、応用を一般化する。
参加者の学習を、本人の日常の活動へと移行するプロセスです。
ここで参加者は計画を立てた後、学んだことを応用する活動が出来ます。
これは、学んだことをセミナーの外に移行し未来ペースするための効果的な方法です。
未来ペースは本人の学習を強化します。
そして、それだけではなく、新たな可能性と選択肢を開き、より大きな潜在力を実行する確率を高めることにもなります。
学習内容を応用出来る状況がこれまでと違っていればいるほど、あなたが教え、参加者が学んでいるパターンとスキルの有用性の属性である信頼性が高まります。
あなたがこの先教えていく内容と参加者がこの先学んでいく内容も、やはり応用可能だという予想を構築することが出来るのです。
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