否定(その2)

ミルトン・モデル

否定は、適切に使えば効果的なコミュニケーション・ツールです。

特に、両極反応への応答として使うとき特に効果的です。

この種の反応は、しばしば抵抗、無反応と判断されますが、判断を下すことなく違いに気づいていましょう。

このような反応に、良い/悪い、正しい/間違っている、はありません。

相手が、両極反応したら、それは必ずしも抵抗しているわけではありません。

ただ、反対方向の応答をしたというだけです。

考えなくてはいけないことは、それを生産的なことに使えるようにするということです。

それをどのように使えるか?です。

ひとつの使い方としては、相手にしてほしいことを「しないように」否定形を使うことです。

例えば、「私はいま、あなたがだんだとリラックスしていくのを体験してほしくないのです」あるいは「あなたはいま、ほんの少しでもリラックスすることなど体験できないのでしょうね」などです。

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